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【9月12日リモートでの事例検討会開催】東北地区研修会

2020/10/4

東北地区研修会では、912日にリモートでの事例検討会を試みました

 運営担当の菅野さんの采配で、あきた病院の会議室に9名のナースが集まり、仙台の高橋リーダー・相澤運営担当がそれぞれに職場や自宅のPC画面で繋がりました。

 事例は、アンジェルマン症候群(先天的な脳の障害)で、小児期から療育施設で生きる20歳代の男性です。事例検討の内容については、現在、事例提供者がまとめているところです。いずれ報告したいと思います。今回は、初めてリモート事例検討会を体験した会員たちからのメッセージをお伝えします。

・あきた病院では、令和元年から看科研に参加したばかりですが、事例検討会に参加することで、患者さんやスタッフに変化が見られてきており、せっかくの成果をコロナごときに中断されるのが残念で、どうにかして事例検討会を開催できないかと思案し、「リモート研修」を思い立ちました。ハプニングはありましたが、小さくとも事例検討会ができることが分かったので、次につなげていきたいです。新人看護師が「楽しかった」と感想を言ってくれたのが何よりでした。未だ継続中の事例なのでこれからが楽しみです。(リモート事例検討会主催:菅野)

・前の週に別件でズーム会議をしたばかりなので大丈夫だろうと思い、開始時間ギリギリでパソコンをセットアップしました。しかし!映像は映ったけど音声が聞こえない!土曜日の職場には私一人なのでヘルプも得られない。菅野さんや相澤さんが遠隔から音声をつなげようとしてくれますが解決せず、やきもきして終了。その後に菅野さんと電話で「患者さんが育った環境のことは押さえたかしら?」などのやり取りをしました。なれないパソコン操作の準備不足を反省しました。(研修会リーダー:高橋)

・事例のアンジェルマン症候群は、初めてで、メンバー全員マスク着用のため少し聞き取りにくいこともあり、夢中でGWに参加していました、そのさなかに震度4の地震発生。私はカメラもオンのまま部屋から逃げ出し・・・その姿は秋田の画面にまる映りだったかも。震度2の秋田ではびっくりしたことでしょう。(運営担当:相澤)

・自宅から長時間のリモート参加は難しく、残念ながら不参加でした。事前に送ってもらった資料をもとに看護の方向性を考えてレポートし、メール添付で参加しました。1人で考えて<書く>プロセスは、グループで<話し合う>のと違う重みがあり、<書く>ことで思考が鍛えられることを実感しました。あきた病院のナース達の対象を視る目に愛が深まってきていると感じています。(研修支援:阿部)